運転と性格

三重県松阪市の運送会社、ファイン流通です。

寒い日が続いています。体調等を崩さないようお気をつけください。

今年は太平洋側でも雪がよく降るかも……と聞きましたが、三重県中部、南部はそういった兆しがありません。雪道に慣れていないのでこのまま、寒さだけで冬が終わればいいなと思っています。

三重県でも北部の方は降雪が多いです。同じ県内と油断していると突然雪が降り出すこともあるので注意しないといけません。


今回は「性格は運転に反映されるのか?」についてを考えました。

人間、誰しも「性格」が違います。世の中、見た目も中身も人それぞれ。食べ物の好みや嫌いなもの、好きなことや趣味も異なります。


性別や思想、様々な特技や資格を持って社会活動をしています。似ている人はいれど、全く同じ人間は一人も存在しません。


性格は生まれついて持ったもの、親や周りの人間の思想、環境によって徐々に形成されるものとされています。
本日のテーマは「性格は自動車運転に影響を与えるか」です。


「その人の本性がみたいなら、車の助手席に乗ってみなさい」という言葉を聞いたことがありませんか。


性格は運転スタイルに顕著に表れます。

普段はおっとりしている人がハンドルを握ると急に人が変わったように乱暴になる、普段からは考えもつかないような強引な運転をする・・・そんな経験、ありませんか?

車の中は「プライベートな空間」だと言われています。そして、車の運転というものは常に緊張感を持ち神経を張り巡らせていることが多い時間になります。

人間は危険なことをしている時は通常より血圧が上昇し、攻撃的になりやすくなるという説があります。
よって、いわゆる「その人の本質」がより見えやすくなるのだそうです。

男女差があるという意見もあります。


車の運転には、社会性、協調性、自制心、判断力、想像力、体力、運動神経・・・実に様々なものが同時に求められます。

ウインカーやクラクション、ハザードで言葉を交わさずとも他車とコミュニケーションをとることを求められ、無数にある交通ルールを順守し、咄嗟の判断も求められ、「もしかするとここではこんな事態が起きるかもしれない」と想像力を張り巡らせ、長距離運転をする時は居眠りや漫然運転にならないように気を付ける集中力と体力が必要……

いつでもゆったりとした運転をし、譲るときは潔く譲り、歩行者が横断歩道を渡り切るまで車を動かさない、紳士的な運転をする方もいます。

逆に、信号が変わったら急発進、狭い道でも幹線道路と同じくらいのスピードで走行、交通弱者にはお構いなしな荒っぽい運転をする方もいます。

運転を観察し、その人の日頃の生活を観察すると「性格と運転は相似するものだ」ということが見えてくると思います。

また、メンタルの状態がしっかり反映されるのも自動車運転の特徴でしょう。

イライラしていると荒い運転になる、大きな悩み事があるとぼんやりとした運転で危険を見落としてしまいがち…これは心理学でも証明されています。

例えば、夏の暑い日はそれだけでイライラしてしまいます。

暑さはそれだけで心理状態を悪化させるとされています。結果、乱雑な運転になり小さな事故を起こしてしまったり、ということもあります。

また、12月が1年間の内で最も交通事故が多いと言われるのは、夕暮れが早いという物理的な原因だけでなく年末で仕事が忙しく、運転者が常に何かに追われている状態でメンタルが疲弊していることが原因の一つともいわれています。

性格と運転、メンタルと運転は一見関係がないようで実はかなり深く関係しているのです。

自分は〇〇な性格だから、運転ではこういうところに気を付ければもっと安全運転ができるかもしれない・・・と、自分の性格から運転の傾向を割り出すことができるかもしれません。

どんな性格であれ、運転をする人にとって一番重要なのは安全運転に徹すること。

そこだけは絶対に忘れず、自分の弱点を克服できるといいなと思います。


株式会社ファイン流通では荷物に関するお困りごとを解決いたします。

企業様の配送業務や移転作業、個人様の引っ越し等を承っております。

配送に関するご相談は一度ご連絡ください。

お見積りは基本無料となっておりますのでご安心ください。

電話 0598-61-1055