三重県松阪市の運送会社ファイン流通です。
東海地方も梅雨が明け、毎日うだるような暑さです。ニュースでも熱中症で搬送された人数が出る季節がやってきました。
とにかく刺すような日差しがきついです。
昔グアムに行った時、日差しが強すぎて目を開けてられないくらいでしたが、今の日本の日差しはあれに近しいものがあると思います。
そのうち夏場はサングラスが必須になりそうですね。
今日は健康のお話です。
鼻炎を患っている方は意外と多いのではないでしょうか。
花粉時期だけだという方もいれば時期を問わず一年中鼻づまりや鼻水に苦しんでいる人も。
鼻炎の原因が明らかに花粉だけであればそこまで困らないかもしれませんが、万年患っている方はそれだけでストレスなのではないでしょうか。
〇 そもそも「鼻炎」とは?
鼻炎は、「鼻腔内の粘膜が腫れて炎症を起こしている状態」です。
症状は「鼻水」「鼻づまり」が主で、鼻水は通常そこまで出るものではありませんが、風邪のウイルスが鼻腔内や喉に侵入した際、防衛反応として身体が大量に作り出し排出しようとします。
風邪の場合の鼻炎は黄味がかって粘り気のある鼻水であり、短期間で治ることが多いですが、アレルギー性のものはだらだらとしつこく水っぽい鼻水が続きます。
また、くしゃみが多くなるのもアレルギー性の特徴です。それと同時に目のかゆみや皮膚の荒れも併発することが多いです。
花粉もアレルギーの一種なのですが、花粉は種類はあれど一時的です。
ハウスダウトや動物性になると年中患っている確率が高いです。
〇 鼻炎を放置すると
長く続く鼻炎を放置すると「慢性副鼻腔炎」を発症することがあります。
副鼻腔炎は、鼻炎が続くあまり鼻腔が中に溜まった膿を排出する能力が衰えてしまい、溜まったことにより「鼻ポリープ」が鼻腔内に発生、それによりさらに鼻水や膿の排出が困難になります。
膿が溜まると頭痛を引き起こしたり、鼻ポリープが肥大化し鼻で呼吸することができなくなります。
この状態まで症状が進行してしまうと手術での除去でしか治療法がなくなってしまいます。
■ 12週間程鼻づまりが続く場合は耳鼻咽喉科へ
慢性副鼻腔炎の基準は大体「鼻炎が12週間程度続いたかどうか」です。
症状が深刻になる前に耳鼻咽喉科を受診することをオススメします。
鼻詰まりと並行してせき、痰、響くような頭痛が強くなっていく場合はすぐにでも受診したいところです。
〇 アレルギーテストを受けてみる
自分の鼻炎がどんなアレルギーに反応しているかを知るために、アレルギー検査を受けてみるのも有効。耳鼻咽喉科で行ってもらえます。(病院にもよるのでまずは問い合わせを)
血液検査で、自分がどんなアレルギーを持っているかが数値化するのでわかりやすいです。
保険が適用される場合とされない場合があるので、費用はまちまち。主治医に相談してみましょう。
〇 慢性鼻炎によって引き起こされる様々な症状
鼻詰まりを無視しているとおのずと口呼吸になります。口呼吸は実に様々な弊害があります。
■ 虫歯・歯周病・口臭を引き起こす
口腔内は常に唾液で満たされています。唾液には殺菌効果があり、口の中で繁殖する菌をやっつけてくれます。
しかし口呼吸になるとこの唾液が乾いてしまい、どんどん菌が繁殖する原因に。それによって虫歯菌や歯周病菌が活発になります。
■ 歯並びに影響する
鼻呼吸ができず、口をぽかんと開けたまま呼吸し続けていると頬や口周りの筋肉が緩み、それによって出っ歯や受け口になることがあります。
これは小さい子どもに特に懸念されます。お子様が見える方は慢性的な鼻炎を疑ったらすぐに耳鼻科に連れていってあげましょう。
■ 風邪や感染症にかかりやすくなる
口を開けたままにしていると、喉にウイルスが付着しやすくなります。
鼻呼吸の場合、鼻毛や副鼻腔内で細菌を追い返す力が備わっていますが、口呼吸はそれらの防御機能がなく無防備な状態。
喉に様々な菌が付着しやすくなります。
■ 顔のたるみや老け顔の原因に
ぽかんと口を開けていると口元の筋肉が緩みます。すると、頬の肉を持ち上げる筋肉が衰えたり、ほうれい線が目立つことに。
何気ないときに口元が開いてしまう人は要注意。きゅっと引き締めて口元の筋肉を意識しましょう。
口と鼻は繋がっています。
しかし、まさか鼻の不具合で口をはじめ色んな影響があるとは思いませんよね。
単純に鼻炎は不快な症状の一つ。日常生活に支障を来す前になんとか治療したいものですね。
参考サイト https://hc.kowa.co.jp/colgen/column/bien/symptom/
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