横断歩道付近で注意すること

三重県松阪市の運送会社、ファイン流通です。

今季一番の冷え込み、ということで、東海地方も一気に気温が下がり冷え込んでいます。ただ降雪はないので、とにかく寒い日だな、という感想です。

冬は車のバッテリーが上がりやすいといいます。これは本当で、バッテリーの内部に入っているバッテリー液は「希硫酸」という液体が化学反応を起こして電気の充電や発電を起こしているのですが、気温が低下して液の温度が下がるとその化学反応が鈍くなるのです。

その結果バッテリーの性能が下がり、バッテリー自体が経年劣化などで弱っているとバッテリー上がりを起こす…という結果に。

いざ出社、いざ運行開始……という最中のバッテリー上がりは、本当に本当に本当に困る事案です。

数年バッテリーを変えていない、エンジンをかける際違和感がある、という時はいち早く整備をしてもらうことをおすすめします。

最新導入車両です☆

今回は安全運転と歩行者のお話です。


横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいた場合、あなたはいつもどうしていますか?

毎回確実に停車していますか?

それとも「急いでいるから」とスルーしてしまうこともありますか?



道路交通法第38条は「横断歩道に近づく場合、横断しようとする歩行者がないことが明らかな場合を除き、横断歩道の直前(停止線がある場合は停止線の直前)で停止することができるような速度で進行しなければいけない」という文面が記載されています。



端的に言うと「車は、横断歩道を渡ろうとしている人の通行を妨げてはいけない」ということ。


また、横断歩道や自転車横断帯とその手前から30メートル以内の場所では、ほかの車を追い越したり、追い抜いたりしてはいけません


とにかく横断歩道は歩行者が最優先です。


人対車両の死亡事故では、「歩行者が横断歩道を横断中に車と接触」したという事故が2割を占めています。

中には、歩行者側が信号を無視したものもありますが、ほとんどが自動車側の無理矢理な進行や前方不注意であるといわれています。


交通事故を起こさないためにはドライバーの交通マナーの向上が第一ですが、中には横断歩道の手前で停止した車を無理矢理後ろから追い抜いて通過していく危険な運転をする人間もいます。


歩行者側であっても、十分周りを見て注意しながら横断しましょう。

本来ならばそうであってはならないものですが、命あってのものなので・・・



ここで、一つ問題を出します。


「横断歩道の前に人がいたから停車した。が、その人は横断歩道を渡らず、身振り手振りでこちらに『お先にどうぞ』と進むように促してくる」

この場合、進んでも道路交通法違反になるのかならないのか…

あなたはどちらだと思いますか?


この問題については様々な見解があり、このシチュエーションを目撃して切符を切られたという方も実際にいるようです。

しかし、車側が横断歩道前で確実に停車して、歩行者が渡らない、先に車が行ってくださいとという意思を明らかに見せている場合であれば「通行を妨げている」ことにはなりません。

なので、「道路交通法違反にはならない」が正しい見解です。


しかし、一部始終をみておらず、途中からこのやり取りを警察官が見ていた場合、違反切符を切られる可能性がないとも限りません。


そう思うと、やはり証拠を残しておけるドライブレコーダーというアイテムは必須なのかもしれない、と思いますね。


横断歩道を渡ろうとする歩行者を守る運動は、各県で様々取り組まれています。


我が町、三重県の交通状況について調べると


令和元年8月、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)において実施された「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」によると、全国平均17.1%に対し三重県は3.4%と全国ワースト1位の停止率でした。これは信号機が設置されていない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしている際に一時停止をする車は1000台のうち34台という非常に低い結果です。

全国調査、三重県は全国ワースト1位!!/https://www.pref.mie.lg.jp/SEIKOTU/HP/85888046956.htm


・・・といった、不名誉な事実が発見されました。


それに対して、三重県警察は県内独自の交通安全運動として、毎月11日には「横断歩道❝SOS❞の日」を設定、横断歩道を通行する車両や歩行者の交通指導、広報啓発活動などを重点的に行う日としています。


毎月11日には警察官やボランティアの方が、小学生の登校時間に交通量の多い場所に立っているのを見かけます。


何かと交通事情でワースト入りすることが多い我が町、少しでも交通マナーが向上すればいいなと思います。


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