トンネル走行の注意点

三重県松阪市にある運送会社、ファイン流通です。

またまた、大雪警報がでているようです。三重県ではでておりませんが近隣の岐阜県ではかなりの降雪が予想されているようです。

2月も半ば、皆様雪への備えは万全でしょうか。

3月にもなれば春の気配も感じられるでしょう…暖かくなることを期待して、本日も安全に運転してください!



今回はトンネルについてです☆

頻繁に走る機会がある方も、(通勤で使用する人もいる?)まったく走る機会がない方もいるのではないでしょうか。

皆様知っての通り、トンネルは通常の道路と違う点がいくつかあります。それゆえ、想定される事故も内容が違ってきます。今回はそんなトンネル内での運転の注意点をピックアップしました。

★ 明順応、暗順応

 暗いところから明るいところ、暗いところから明るいところ・・・人の目はこういう急な明暗にも対応できるようになっておりますが、年齢を重ねるとともにこの反応が鈍くなってくる、ともいわれています。
トンネルはまさにこの暗い→明るい、明るい→暗いを繰り返す環境。急に視界が暗くなり視認性が悪くなることで事故に繋がることが多くあります。
「急に前が見えづらくなった」という理由で急ブレーキを踏んだり、ブレーキを多用すると事故の原因になります。後続車に追突される確率も上がります。


★ 視覚吸引作用

トンネル内をずっと走行していると、壁に吸い込まれてしまいそうな感覚に陥ります。これを視覚吸引作用といいます。
自然と「壁から離れよう」という意識が働き、知らず知らず中央線によってしまい、事故に繋がることがあります。

★追従静止視界

前車と全く同じ速度で走行していると、お互いの車が停止しているような錯覚に陥ることがあります。これを追従静止視界といいます。
この現象の怖いところは前車が速度を落としても気づくのが遅れ、そのまま追突してしまう危険性があることです。


~トンネルでの事故を防ぐための運転のポイント~

●車間距離を十分とる
 どんな状況でも大切な車間距離。トンネルでの運転もしかりです。トンネルに差し掛かると急激に視界が暗転し、減速してしまう車がいた場合車間距離を十分に保っていないと追突の危険があります。

●必ずライトを点灯する
 短いトンネルだから、すぐ抜けるから…とライトをつけないことはご法度です。トンネル内では必ずライトをつけましょう。前後、対向車に自車の存在をアピールする手段でもあります。

●一定の速度を保って運転する
 トンネルに差し掛かると上記でも紹介した通り、急に暗くなったことで減速してしまうことがあるかもしれませんが、特に高速道路等ではその減速が追突事故を招く原因になりかねません。
速度に十分注意し、一定の速度を保ったまま運転するようにしましょう。

●不要な車間変更は避ける
 トンネル内はゆっくり走る車が多くなり、つい追い抜きをしたくなることがあるかもしれませんが、あまりしないほうが安全です。
対向車が無灯火で走っていた場合、その存在に気付かず事故を起こすことがあるかもしれません。


高速道路でも、一般道路でもトンネルのある道は全国各地にたくさんあります。
慣れは一番の大敵!今一度トンネル内での走行を振り返り、安全運転を心掛けるようにしましょう。

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