トラックに関するナゾ

三重県松阪市の運送会社ファイン流通です。

日本には「暑さも寒さも彼岸まで」という言葉が昔からあります。これは言葉の通り、冬の寒さも夏の暑さも彼岸といわれる日まで・・・ということです。

春の彼岸は3月の中旬頃、秋の彼岸は9月中旬頃です。

とはいえ、最近は9月を過ぎてもまだまだ夏のようなうだる暑さなので、本当に彼岸で涼しくなるのかな・・・と疑問に思ってしまいます。

最近、春と秋がどんどん短くなってきているような気がしますね。暑さに身体が適応できず、毎日だるい気がします・・・



今回はタイヤについて。

ふと疑問に思ったのですが、どうしてトラックにはタイヤがたくさんあるのでしょうか。

小さな家具、椅子、(タイヤというよりこの辺はキャスターといったほうがいいかもしれませんが…)乗用車、自転車…

動くものや走るもの…実にありとあらゆるものについているタイヤ。

普段あまり意識することはないかもしれませんが、車に乗っているとタイヤこそ縁の下の力持ち、タイヤがなければいくらエンジンが高性能でも道を走ることができないなと実感するのです。

(パンクを経験すると、心から思うのです…)

以上のことからタイヤは普段からメンテナンスがとても大切です。

そして、本題ですが、4トントラック以上の大きなトラックになると、後輪が「ダブルタイヤ」になっているのをご存じでしょうか。バスでも多く用いられています。

ダブルタイヤとは文字の通り、タイヤが二重になっているタイヤのことです。
ツインタイヤ、デュアルタイヤと呼ばれることも。

まず乗用車ではみかけないこのダブルタイヤのメリットは「積載物の重さを分散させる」が一番の理由です。

一人で10キロの荷物を持つとします。ここにもう一人加わり2人で持つことになれば一人あたり理論上重さは5キロのものを持つことになります。

これと同じ考えで、タイヤが2つだと1つのタイヤにかかる積載量が分散されるのです。

大きなトラックになればなるほどタイヤの数が多くなっていると思います。

また、ダブルタイヤになるとタイヤの外径が小さくなります。ということは、トラック全体が低くなります。すると荷物の積み下ろしも楽になるのです。

そして、3つめのメリットは、万が一タイヤが1本パンクしても、すぐに走行不能にならないこと。ある程度は走行ができます。

デメリットとしては、「乗り心地が悪い」「交換費用がかさむ」です。

しかし、最近は「将来的にダブルタイヤはなくなる」との話も。

それは、研究によってどんどん高性能のタイヤが増えてきているからだとか。

燃費も、丈夫さも兼ね備えたタイヤが金額的なコストもダブルタイヤを上回ればそちらがどんどん普及するでしょう。

これからのタイヤの進化、注視したいですね。

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