ドライバーの職業病2

三重県松阪市の運送会社、ファイン流通です。

9月も残すところあと数日となりました。

またもや台風による甚大な被害が発生しました。今回の台風は風がほぼなくいわゆる雨台風でしたが、爪痕を残して去っていきました。


被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。

自然災害の脅威を感じざるを得ません。




今回はトラックドライバーの職業病、腰痛をご紹介します。

前回、ドライバーは体力仕事だと思われがちですがその実、業務中は運転席に座っている時間が大半…という記事を書きました。

それによって発生するのが肩こりや腰痛です。


人間は同じ姿勢を取り続けていると一部の筋肉ばかりが緊張して固まってしまい、そこから肩こりや腰痛が発生します。

この一文でもうお分かりかと思われますが、ドライバーの主な仕事は運転。車両の運転は座り姿勢でするもの。

そうです、ドライバーは慢性的な腰痛を患いやすいのです。長距離ドライバーの方の8割くらいは腰痛に悩まされているのではないでしょうか。

また、腰痛になる原因はこの長時間の座り姿勢のせいだけでなく、職業上どうしても発生する「荷物の積み下ろし」にもあります。
正しい姿勢で荷物を持たないと腰を痛める原因になってしまいます。

腰痛は悪化したものを放置しておくと「ぎっくり腰」「ヘルニア」等、様々な症状を引き起こします。ぎっくり腰はひどいと何日か寝たきりになってしまう人もいます。

なので、トラックをはじめとしたドライバー職の方はストレッチを積極的に日常に取り入れるべきです。
当社もドライバーの指導・教育に腰痛防止のストレッチや気を付けることを継続して伝えています。

腰痛予防の項目を以下にピックアップしました。

〇 休憩時は座席をおりてストレッチや体操をする
〇 腰痛予防のクッション等を座席に引く
〇 普段から腰を冷やさない
〇 入浴はシャワーで済まさず、湯船につかる
〇 就寝前、腰回りの筋肉をほぐすようなストレッチをする
〇 猫背・反り腰にならないよう努力する
〇 サポーター等を駆使する
〇 正しい姿勢で座る。立つ。


既に全部試している人もいると思いますが、腰痛防止の基本です。
腰痛は大半が筋肉のこわばり、柔軟性を失うことで発生するといわれています。

基本に立ち返り腰痛を防いぎましょう。

もちろんドライバー職以外にも座りっぱなしの職業はあると思います。反対に立ち仕事でも腰を痛めることがあります。

仕事はもちろん大切ですが、それ以上に自分の身体は一生の付き合い。


職業病だから仕方ない、と諦めず改善のために行動することをオススメします。


ファイン流通は「グリーン経営認証」を取得しております。

環境に配慮した運転の教育をはじめ、運送会社が地球環境に対してできること、従業員のエコ意識などを常時教育しております。

車両に関しましてもできうる限り環境に優しい、排気ガスの抑制装置がついたものを導入しております。

自然環境と人間が共生するためにできること、またファイン流通が自然と社会に貢献できることをこれからも考えてゆきます。

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また、ファイン流通は荷物配送のご依頼、個人様の引っ越し事業も随時承っております。

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