道路が傷む原因

三重県松阪市の運送会社、ファイン流通です。

突然冬のような気温になったかと思えば、今日はとてもいい天気になり車の中の温度計はなんと30度でした。

10月も半ば、とにかく寒暖差が激しいので体調管理に気を付けていきたいですね。


今回は「道路の傷み」について。

普段から車を運転している方は、運転中どんなことを考えて走っているでしょうか。

流れる対向車を見て「新型の車だな」「信号守っていない車が多いな」「この時間帯は歩行者が多いな」等・・・

安全運転に気を付けながらもいろいろ考えているのではないでしょうか。


しかし、タイヤが接地している、アスファルト……「道路」のことを考えて走っている人は、そういないのでは?


日々乗っている車両にはお世話になっているなぁと思う気持ちがありますが、「道路」に注目している人は稀だと思います。

砂利道や悪路を走った後に整ったアスファルトの道路を走ると、平らな面のありがたみがよくわかりませんか?

普段当たり前のように走行している車道は、誰かが日々手入れをしてくれています。

道路の落とし物、消えかかった道路標示や穴の開いた部分の補修、新しい通行道路の建設等。車は道路があってのものです。

アスファルトでつくられた道路は、当たり前ですが経年劣化します。

少し意識してみてみると、あちこちひび割れている道路が多いことがわかると思います。


道路が傷む原因といわれているのは

・交通量の多さ
・重量のある車がよく停車する部分(バス停等)
・重量のある車が通ると想定されていない道を重量のある車が通る
・もともとの地盤が悪い、弱い
・過積載車がよく通る
・紫外線や夏の暑さによる劣化


だといわれています。


こうみると、道路は自然と傷んでいくことがわかりますが、1つだけ、注意することで道路の傷みを食い止められるものがあることにお気づきでしょうか。

そうです、「過積載」です。

運送会社や旅行会社にお勤めの方や運送会社の幹部クラスの方ならば過積載を気にすることは常識かもしれませんが、案外それ以外の職種の人はあまり気にしていないのがこの「過積載」。
自分のマイカーの最大積載量を知らない方も多いのでは。

ただし、乗用車に乗せる荷物はスペースにも限界があります。過積載が問題となるのはやはりトラック等の大型車でしょう。

各車両に定められた最大積載量以上の荷物を積んで走行することは道路交通法違反になります。警察は幅や高さの違反についても目を光らせていますが、一番神経をとがらせて見張っているのがこの過積載なのです。

過積載の問題は挙げるときりがないので、また別の日に記載をしたいと思いますが、道路が傷む原因の最たるものとなりえます。

道路の設計の中には、重量の限界値も入っています。橋、トンネル、普通の道路、どの構造の道も「1台あたりの車両重量はこれくらい」という計算をされ、それに耐えられるようにつくられています。

普通の道だと実感があまりないかもしれませんが、例えば不安定な木のつり橋を考えてみるとわかりやすいです。

つり橋のひもが細く、「渡れるのは1人まで」という注意書きがあるのに、2人も3人、同時にわたるとどうなるでしょうか。

多分切れてつり橋は壊れるでしょう。壊れなかったら運がよかったと思いますよね。

自分の1台くらい過積載でも大丈夫、ということではないのです。その1台が通ることで確実に道路にダメージが加わるのです。耐用年数が来る前に壊れてしまった道路の補修にはたくさんの資金と人材が必要になります。

たまには、舗装された道路の便利さを噛みしめて車に乗りたいと思います!

ファイン流通では企業様に向けた貸倉庫業を展開しております。

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