労働災害に要注意

三重県松阪市の運送会社、ファイン流通です。


3月も後半戦、決算時期であるところも多いと思われます。ばたばたと忙しい時期ですが今日も怪我ゼロ、安全運転で気合をいれていきましょう。


花粉も相変わらずですが、桜の開花もはじまり外の風景が一気に華やぎました。この時期だけ見れる桃色の情景を楽しみながら運転するのもいいものですね。(わき見運転には注意しましょう!)



働いている人はいかなる職種であろうとも労働災害の心配があります。

労働災害というと、工場や建設業だけのイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、例えば、事務員が事務所でカッターを使用していた際指を切った、という事案も労働災害になるのです。


全国ニュースでは死亡事故が大きく取り上げられるので、生死に関わるような重大事故だけが労働災害だと思われがちですが、労働中に負った怪我は全て「労働災害」です。

事業所のたゆまぬ努力により全国的に労働災害は年々減少していますが、それでも依然年間50万件程度発生しています。

労働災害は不可抗力のものも存在しますが、ほとんどがヒューマンエラーによるものです。




〇 労働中の怪我や災害を防ぐために 〇

~~ 事業所内全体で危険に対する認識と安全意識を高める ~~

労働災害は少しの油断が命取りになります。小さい怪我から大きい事故まで様々ありますが、いかなる事故も防ごうとする努力を一人一人がすることで防ぐことができます。


~~ 安全装備品は必ず正しく身に着ける・安全確認は意味を理解しておこなう ~~
 
当社は運送会社なので、例えば労働災害のリスクに交通事故、荷積みや荷下ろし時、フォークリフト乗車時などがあります。

荷積み荷下ろし時やフォークリフト乗車時には必ずヘルメットと安全靴を着用する、指差し確認をするように指導する、雨などで床が濡れているときは細心の注意を払う…こういった当たり前のことを徹底することが労働災害の撲滅に繋がります。

裏を返せば、安全確認のためにやっているはずのものがいつの間にか無意識の動作になってしまうと、その時点で”安全確認”の意義がなくなります。

(例えば指差し確認だと、指をさすという動作をするだけで対象物をみていない、ヘルメットの着用だと、あごひもをしっかり締めず頭に乗せるだけ、安全靴のかかとを踏んで履いている……など)

こういったゆるみを引き締めるために日頃管理職の声掛け、同僚同士での話し合いが大切です。


~~ 当たり前を当たり前と思わない ~~

どのような事故や怪我、労働災害もそうですが、多くの現場で「今日は事故や怪我、ミスがなにもなかった」という日の方が多いでしょう。

しかしその時はおもいがけず、突然にやってきます。事故や怪我をするぞ、と意気込んで業務に当たっている人はいません。

車の運転を主とする交通業界では「かもしれない運転」というものがあります。常に「もしかしたら一時停止無視の車がくるかもしれない」「もしかしたら子どもが飛び出してくるかもしれない」といった、つねに危険の予測を立てながらする運転をさします。

それでも「突然のトラブル」は発生します。

この「かもしれない運転」の逆が「だろう運転」です。「一時停止の線が相手側だから相手の車は止まるだろう」「狭い道だけどなにかが飛び出してくることはないだろう」といった、危険個所の標識を信じ切って楽観的に、状況を自分に都合よく捉えた運転をさします。

もちろんこの心持ちでいた場合、事故の確率はぐんと上がることが予測されます。

毎日毎時間毎分、常に危険を予測しながら業務にあたる、怪我や事故が起こらないことを当たり前と思わず気を引き締めて業務・作業にあたることが重要です。


~~ 当社の労働災害防止のための指導 ~~

当社では毎月ドライバーに対してKYT活動(危険予知・・・ひとつの交通状況に対してどのような部分が危険であるか意見を出し合う)をおこなっております。

また、フォークリフト作業時のヘルメット・安全靴の徹底、指差し呼称の指導、社内で労働災害が起こった際の全従業員への情報共有などで労働災害への意識が高まるよう多方面からアプローチしています。

今後も従業員の労働災害を撲滅できる取り組みを取り入れていきたいと考えております。



参考サイト https://fullload.bestcarweb.jp/column/367662

ファイン流通では荷物に関する相談を随時承っております。

定期便の見積もり相談、単発の配送もお気軽にご相談ください。

個人様に向けた引っ越し業務も承っておりますので、数社で見積もりを取っている方、ぜひ当社でもご検討いただければと思います。

お見積りは基本的に無料です。